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2009年の決意!(池高野球部)
新年を迎え、喜多村監督から2009年の展望と決意の手記をいただきました。
今年の池高は期待できそうです。
OBの皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年は例年同様良いメンバーが揃い上位進出が期待されましたが、故障やアクシデントが続き最後まで勢いに乗ることができず、結果的には公式戦で1勝しか挙げることができませんでした。この悔しい気持ちは新チームに引き継がれ、それを晴らすべく日々厳しい練習に立ち向かっています。監督の私も5年目を迎える今年、必ずや上位進出(5回戦以上)を果たしたいと思っております。OBの皆様には引き続きご支援・ご声援の程お願い致します。
さて、今年のチームの特徴は、これといった飛び抜けた選手がいない分全員が結束して総合力で戦う所にあります。その中心となるのが元気者のキャプテン岡で、ムードメーカーの彼無しではこのチームの力は半減すると言っても過言ではないでしょう。気になる投手力はエースの作道が日に日に進化しており、この冬を越えてもう一回り体が大きくなればこれまで以上に安定した投球が期待できると思います。そこに2枚目のエース臼杵が加われば、連戦も計算できるようになるでしょう。その2枚のエースをリードするのが1年秋のコンバートから地道な努力でレギュラー捕手をものにした渋谷。キャッチャー向きの性格でそれぞれの投手の良いところを引き出し、ピンチでも冷静かつ強い気持ちで対処できるのが特長です。ショートの橘は内野手では唯一の昨夏の経験者で、内野の要として苦しい場面で力を発揮してくれるものと思っています。センターは2枚エースの一方が兼任し、残りのセンターライン、セカンドは守備力ではチームNO.1の1年河野が抜擢されました。
例年課題となる打線は、現時点では、1番ショート橘、2番レフト岡、3番ピッチャー作道、4番ファースト足立、5番センター臼杵、6番キャッチャー渋谷、7番サード善家、8番ライト中野、9番セカンド河野、が予想されます。秋の段階から打力を重視してはめ込んできたため狙えば長打も期待できるバッターが揃っていますが、そこは封印をし全員でつなぐ野球を目指しています。中でも4番の足立と7番の善家は特に打力を期待しての起用であるため守備に一抹の不安があります。しかし、打力が課題の現状からいっても、打つ方を優先し時間をかけて守備を作っていく方針は変えずにいくつもりです。そして、この9人以外の選手の中からレギュラーを脅かす存在の者が1人でも多く出てくれば、それだけチーム全体のレベルも向上してくるはずなので、それに関しても期待しています。
秋の大会は宿敵四條畷に惜しくも敗れましたが、その後の練習試合で打力優先の上記メンバーに入れ換えた結果、徐々にではありますが理想の形が整いつつあります。この冬厳しい練習を乗り越えれば、春には必ずや勝てるチームが出来上がると確信しております。
OBの皆様には強くなった池高野球部を見られる日を楽しみにしていただき、春・夏の大会には是非とも球場のスタンドから選手達に力を与えていただければ嬉しく思います。どうぞよろしくお願い致します。
2009年1月13日
大阪府立池田高等学校硬式野球部
監督 喜多村 宗司