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秋季大会4回戦結果(高校野球)
2006/9/24 22:39:21
連投の吉山力尽きる
夏の大会を思わせる大声援も届かず
凄まじいノーガードの打ち合いはサヨナラHRで幕
R H E
池田 040 003 032 12 18 4
産大 010 051 034X 14 12 1
10-10で迎えた9回表。先頭の2番三崎が右前安打で出塁後、W.P.で二進。一死後、相手バッテリーの意表をついた三盗が決まり、控え選手・父兄・OBら50名以上の声援のボルテージも最高潮に達する。ここで4番真島が、この日2本目となる二塁打を左越えに放ち勝ち越し。更に5番木下が三塁強襲の二塁打を放ち、2点差とした。
あとはエース吉山が踏ん張るだけ。9回裏の産大の攻撃は1番から。しかし、本来の調子とは程遠い出来のこの日、8回までで190球を投げ、もうストライクをとる力さえ残されていなかった。四球、死球、四球で無死満塁。迎えた4番に投じたこの日204球目。スライダーが曲がりきらなかった。打球は無情にも右翼フェンスを越えていった。
非常に悔しい敗戦である。この上なく悔しい。私学強豪相手とはいえ、あと一歩のところまできながら、21世紀枠の対象となるベスト16の席をみすみす相手に譲ってしまったのだから。
私は個人的には、今回のベスト32の結果を、よくやったと褒めるつもりもないし、仕方がないとあきらめつもりもない。
昨冬以上の厳しい練習をして、さらに上を目指したい。それを望んでいる選手達がいる限り。